結論としては「どっちでも大丈夫」となります。
そもそも、この質問では、はっきりした答えは出ません。
ちなみに、ここでいう「占い師になる」というのは、「趣味ではなく占い館や自力で集客して、プロの占い師として稼げる占い師になる」ということです。
占い師になる方法はこちらでまとめています。
目次
占い師になるには心理学は必須ではない

占い師になるには心理学は必須ではない
「占い師になるには心理学は学ぶべき?」という疑問を持った方で、このページをご覧になった方。
逆に質問です。
「あなたが必要かもしれないと思った心理学とは、何を学ぶものですか?」
どう答えますか?
そもそも心理学とは何かご存知ですか?
どうでしょうか。
例えば、こういう質問なら分かりやすいんです。
当然、話を聞く力は必須です。
でも「心理学の知識」が必要かと聞かれても、「ないよりはあったほうがいいでしょう」、としか答えようがありません。
何が言いたいかというと、「自分で深堀するスキル」が必要ですよ、ということです。
あなたが考える、「こうなりたい占い師像」があるとしましょう。
それは、以前にあなたが鑑定を受けたことがある占い師としましょう。
その人は、どんな人でしたか?
- 心理学の知識や技術を駆使していましたか?
- もし、していたとしたらどんな知識や技術でしたか?
こうやって深堀していくんです。
そうすれば、自然と「何を学べばいいか」自分で分かってくるはずです。
占い師に求められる素質は何?

占い師に求められる素質は何?
プロの占い師に求められる素質、それは探究心です。
知ろうとする力です。
この記事を読んでいただいている方の多くは、「占い師になりたい、けど、今はまだなれていない」という方だと思います。
では、また質問です。
- お金を稼ぎたいからですか?
- 好きな占い師みたいになりたいからですか?
占い師になるのは簡単です。
今から「私は占い師です」と名乗れば、その瞬間から「占い師誕生」です。
では、お金を稼げる占い師なるのは簡単か?というと、それは簡単ではありません。
まして、稼ぎ続ける占い師になるのはもっと大変です。
なぜ、私が「占いの方法」だけではなく、もっと根本的な仕事の話、稼ぎ方の話をするのかというと、占い師として稼ぎ続けるためには、占いのスキルだけ学べばいいというわけではないないと思うからです。
もう一度言います。
占い師になるには「探究心」が求められます。
そして、その結果として、「占いスタイルの軸を持つこと」が必要だと考えます。
占い師になるには心理学が必要かどうかは関係ない
心理学の話に戻りますが、占い師になるには心理学の知識は別になくても問題ありません。
もし、学ぶのであれば、「自分はどんな占い師になるのか」を決めてから学ぶほうがいいでしょうね。
ただ闇雲に、心理学の知識があれば、占い師としての格が上がると思っているだけなら、やめておいたほうがいいでしょうね。
バーナム効果やコールドリーディング、そういったことを学ぶよりも、占い師になるにはもっと大切なことがあります。
占い師になるには心理学より学ぶべきことがある
最初に学ぶべきことは、心理学ではありません。
もっと根本的なことです。
「どんな占い師になりたいのか」ということです。
- どこで働く占い師?自宅?占い館?
- 占いスタイルは、電話、対面、メール?
- 本業で稼ぐ占い師?副業で稼ぐ占い師?
- 占術は何?タロット?西洋占星術?四柱推命?算命学?
こういうことをまず書き出しましょう。
そして、もう一つ。
- 占い館に属して電話占い師になりたい
- 自分で集客して自力で稼ぐ占い師になりたい
この2つの例では、学ぶべきことが違うんです。
事務所に属する電話占い師になるなら、集客のスキルは必要ありません。
自力で稼ぐなら、集客スキルは必須です。絶対に必要です。人を集めることが出来ないなら、自力で稼ぐことは不可能です。(広告を出すのも一つですが)
先ほど「探究心」が必要と書きましたが、もう少し具体的に言うと「自分で調べる力」なんです。
占い師って占いの勉強だけすればいいんじゃない?って思うかもしれませんが、私はそうではないと思っています。
占い師になるには心理学はいる?Q&A
占い師に心理学を求める?
例えばタロットリーディングの場合。
そこに心理学の知識が入り込む余地はあるでしょうか?
話しを聞いて、カードを引いて、メッセージを伝える。カードからのメッセージを伝える役割ですから、心理学はそこまで関係ないと思います。
もし、学ぶのであれば、傾聴であったり、伝わりやすい伝え方といった、対人コミュニケーションのほうがおすすめです。
特に話の聞き方については、電話占いやオンライン占いでは重要になります。
相槌や頷きによって、相談者が話しやすい雰囲気が作れることもありますし、逆に、話しにくい雰囲気にもなりますからね。
伝え方も重要です。
話すスピード。早口になりすぎていないか、伝わりやすい順番で話せているか。このあたりはゴールはありませんので、実践の中で、自分で磨き続ける必要があります。特に独学で占い師になる場合は、誰かのフィードバックをもらうのは難しいでしょうから、占い師仲間を見つけるのも有効です。