占いって当たるんでしょうか。本当ですか?そもそも根拠なんてあるのでしょうか?
よくあるご質問です。
当たるかどうか?
根拠があるかないか?
お答えします。
占いは本当に当たるのか?

占いは本当に当たるのか?
一番よくある質問ですね。
占い師の私がお答えします。
結論を言いますとこうなります。
占いは当たるか当たらないかが大事なのではありません。
当たる占い師といってもてはやされる占い師もいますが、過去のことを言い当てられただけです。それが当たったと言ってるだけです。
未来を言い当てることは出来ません。可能性を示して、その通りになっただけです。
未来が分かるなら、それは占いじゃないんです。霊視なのか透視なのか予知能力なのか分かりませんが、そういう類のものであり、占いではありません。
「占いは本当に当たるのか?」という質問でしたね。
過去のことを言われた時に、それが当たることはありますが、当然当たらないこともあります。未来のことは当てることは出来ません。偶然当たることはありますが。
それが答えです。
占いに根拠はあるのですか?
もう一つ。占いに根拠はあるのか?というご質問ですね。
根拠はありますよ。
ここでは「判断の元になるもの」を根拠とします。
タロットカードであれば、出たカード、配置などが根拠になります。ただ、統一されたものではありませんので、占い師によって根拠は違います。
ですので、当然鑑定結果が違うものになることもあります。
マヤ暦占いであれば、KINを出して鑑定していきますが、それらが判断する元になる、いわゆるルールみたいなものです。それが根拠です。
ここでややこしくなるのが、「当たる根拠はあるのか?」と質問されると、その答えは「いいえ」となります。
当たる根拠はありません。それを示せる占い師もスピリチュアル鑑定士もいません。ツインレイ鑑定士でも同様です。
よく「占いなんて科学的根拠がない」という理由で、占いなんてインチキだ、デタラメだ、詐欺だ、みたいに言われますが、科学的根拠がないのは誰からみても明らかです。
恐らくですが、占いをビジネスとしてる人がたくさんいて、お金儲けに使っている人がたくさんいて、それもあって占い全般を否定、批判する人も少なくないんだと思います。
世の中には、科学的根拠はないけど当たり前に存在するものなんて、たくさんありますよね。
占いはあくまでツールの一つです。
それで人の気持ちも相性も運勢も将来も仕事運もすべて分かるわけではありません。
それを「あなたは過去にこういうことをしたから、今こうなっています。こうしないと将来こうなりますよ。」みたいなことを言うから、占い師って何でも分かるの?本当に当たるの?となっていくのではないでしょうか。
占いは当たるかどうかではなく、根拠(占いそれぞれのルール、鑑定方法、それもその占い師によるものも含まれる)を元に、過去や現在や未来について、予測を立てるものともいえるのではないでしょうか。
だから、過去のことを言われても、「いや、当たってない」ということがあっても不思議ではないんです。
回答は以上です。ご理解いただけましたでしょうか。
占いは根拠はあるけど、科学的根拠はない、それが私の考えです。
そして、占いが当たるとか当たらないとかいうよりも、信じるなら信じればいいですし、信じないなら信じなければいいだけです。
鑑定結果を元にどう考え行動するかで、未来は変わります。
そのきっかけに占いを活用できる方は、ぜひ活用していただいたらいいでしょうし、占い師の言葉は信じられないというなら、関わらなければいいだけです。
ここからは私からのアドバイスです。
占いはきっかけとして使って欲しい

占いはきっかけとして使って欲しい
占いをして、それを信じるまではいいですが、その通りにしないといけないと思ってはいけないということです。
占い師から、今年は運勢が悪いから、転職は控えましょう、結婚は待ちましょう、みたいなことを言われたとしたら。
その後に、じゃあどうすればいいかというアドバイスが続くならいいですが、ただただ、控えましょう、待ちましょう、諦めましょう、というだけの占い師は、信用しないほうがいいでしょうね。
占いはあくまできっかけにすぎません。
にも拘わらず、相談者の行動を抑制するような鑑定をするのは、いかがなものかと思います。
もし、運勢として転職には適していない年だったとしたら、「転職には向いていない年かもしれません。だから、今年転職するのであれば、~」というアドバイスがセットでないと、相談者の人生に大きく影響を与えてしまうからです。
行動の抑制は、きっかけどころではありません。
ところが、実際はこういう占い師もたくさんいるんです。
「え?未来見えてるんですか?」と聞きたいくらいです。
何度もいいますが、占いは可能性でしかありません。
占いするもしないも自由
私は占い師ですが、占いを信じない人に反論するつもりはありません。
占いはデタラメで、からくりがある、嘘ばっかりという意見もあって当然だと思っています。
ただ、占いを信じる人は馬鹿だとか、占いではなく、人を批判するようになると、きっとその人もしんどいだろうなって思います。
占いを信じるも信じないも自由です。
では、占いを否定する人が、神社に初詣に行くとしてですよ。
「初詣に行く意味なんてある?」と言われたらどうですか?
「そんなの放っておいてくれ」という感じじゃないですか。
これは価値観なんです。
心理学に対してさえ、否定的な人もいます。
何でも否定するよりも、そういう考えもあるんだなくらいに思えたら楽だと思いますよ。
私は、占いを信じて欲しいなんて思っていません。
信じたい人は占いを続ければいいですし、信じないならしなければいいだけです。
占いに意味があるのかと聞かれたら、それも自分で決めて下さいというだけです。
もし注意点を挙げるとすると、本当にヤバい、訳の分からない占い師がいるのも事実ですので、そういう人と関わらないことです。
お金の無駄になります。
占いで相談したいなら、せめて占い師や業界のことをたくさん知ってからのほうがいいと思いますよ。
占い師は誰でもなれる怖さ
占い師には誰でもなれます。
そして、先生と呼ばれたりします。
占い師になるには資格は必要ないのは知っていますか?
占いの国家資格はありませんが、民間資格はあります。
でもなくてもいつでも占い師になれてしまいます。
そこが怖いところでもあります。
もしかしたら、あなたが鑑定を依頼しようとしている占い師は、今月占いを始めたばかりの人かもしれませんよ。
そう考えると怖くないですか?
だからこそ、下調べが大事だといつも言っているわけです。
適当に占いサイトで占い師を選んで鑑定してもらうのはやめましょうということです。
占い師で結果がバラバラになるのは仕方ないとして、その結果も駆け出しの占い師からの言葉だったら、どうですか?
信じれますか?
結局は、占いは当たる?当たらない?恋愛も運命の人も自分次第でも書いた通り、未来は自分で変わります。
運勢が悪い年なら、それを元に行動をすればいいだけです。
「2022年は運勢が悪いみたい」という結果が出ても、落ち込むことなく、「では、準備の期間にしよう」でもいいですし、「学びの年にしよう」でもいいんです。
自分で前向きに捉えるようにしたいところです。
以上です。
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