占い依存症って聞いたことありますか?
簡単に言うと、
- 占いのことだけを信じるようになったり
- 同じ悩みを複数の占い師に相談したり
- 借金をしてまで占いをしたり
といった状態です。
恋愛占いにしても、ツインレイ占いにしても同様です。
分かっているけど、抜け出せない。
可能性として5つの危険な占い依存症の末路を紹介します。
決して脅しているわけでもありません。決して占いやスピリチュアルを否定するものではありません。
こういう可能性もあるんだな、くらいに読んでいただき、「ではどうすればいいのか?」「どう占いと付き合っていけばいいのか」を考えるきっかけにしていただけたらと思います。
占いと楽しく付き合えるようになるといいですね♪
では、解説します。
占い依存症「5つの危険な末路」

今回は「占い依存症の末路」として、5つの可能性をご紹介します。
- お金が減っていく
- 大切な人が離れていく
- コミュニケーション力が落ちていく
- 自分磨きのために時間を使えない
- 幸せな人生が遠ざかっていく
ポイントをまとめるとこういう内容です。
- お金
- 人間関係
- コミュニケーション力
- 自分の魅力
- 幸福度
占いに依存していていると、この5つにとって悪い影響が続きますよということです。
解説していきます。
(この記事では、占い依存という言葉で書いていますが、スピリチュアル依存でも同様です。)
占い依存症の末路(1)お金が減っていく

占いはお金がかかります。
もちろん無料占いもありますが、それで楽しんでいる人は、まだ深い占い依存症ではないかもしれません。
無料占いはお金はかかりませんが、そのかわり、そこまで占い師に期待もしていないのではないでしょうか。
人の心理として、値段が高い占い師のほうが当たるのではないかと思い、占い依存が進めば、1分あたりの単価が高い占い師を選ぶこともあると思います。
では、そのまま占い依存が続くとその末路について。
当然、出費はかさんでいきます。
1分100円で電話占いができるサイトはありますが、電話占いサイトになると、1分200円や300円は当たり前、高い占い師なら1分400円を超えてきます。
仮に、1分300円でも、60分で18,000円です。
短くても30分くらいは利用するでしょうから、それでも9,000円です。
1回でです。
依存症が強い人でしたら、1日の中で、何度も占い相談したりします。
そうなってくると、1日だけで2万や3万のお金を使い、1か月にすると、10万円とかも使ってしまう人もいます。
自分が稼いだお金で、1か月に使えるお金のほとんどを占いに使ったり、場合によって、借金をしたり、本当は使ってはいけない家計のお金を使って占いをするようになるケースもあります。
借金してまで占いする人いるの?と思うかもしれませんが、それくら依存度の高いものなんです。
占い依存症の末路(2)大切な人が離れていく

占い依存症というのは、悩みが生まれたときに、相談できるのが占い師しかいないという状況だったりもします。
悩んだ時にいつでも相談できる友達や家族がいれば、そこまで占いに依存しなかったのではないでしょうか。
悩んだ時に、恋人でもなく、友達でもなく、家族でもなく、真っ先に占い師に相談にいくようになるとその末路は?
そういった大切な人が離れていく可能性があります。
なぜか?
悩みや大切な決断を、自分ではなく、占い師に相談していると知ったら、あなたはどう思いますか?嬉しいですか?
「私に相談してくれたらいいのに?」と思うかもしれませんね。
特にそれが恋人だったらどうですか。
あなたの彼氏(彼女)が、自分ではなく、見ず知らずの占い師に悩み事をいつも相談してると知るとどうですか?
これから先も、一緒に困難を乗り越えていこうとはならないのではないでしょうか。
どうしても、身近な人には相談しにくいこと(不倫や三角関係や略奪愛といった複雑な恋愛など)を、占い師に相談するのは決して悪いとは思いません。
ただ、それが小さな悩み事さえも占い師を頼っているとしたら、大切な人が離れていく危険性もあります。
悩みを共有できた時、悩みを一緒に解決できた時に、信頼関係が深まることもあります。
占い依存症の末路(3)コミュニケーション力が落ちていく

もし、悩みが生まれても占い師に相談しないとなると、どうしますか?
きっと「考える」と思います。
どうしたらいいだろうか?と模索すると思います。試行錯誤すると思います。
悩んだらすぐに占い師に相談するということは、この「考える、模索する、試行錯誤する」ということを避けることになることが多いんです。
人の悩みの多くは人間関係と言われています。
どんなに成功している人であっても、どんなに周りから羨ましがられるような美人や男前でも、人間関係で悩まない人はそういないと思います。
コミュニケーション力が高い人は、生まれた時からコミュ力が高かったわけではないと思います。
もちろん、生まれ持った気質や性格はあるかもしれませんが、人との関わりの中で、挫折もしながら、どうすれば人間関係を良くできるかを考えて、コミュ力が高くなっていったんだと思います。
つまり、悩みながら、人との関わりが上手くいったり上手くいかなかったりを繰り返しながら、コミュニケーション力が高くなっていたのではないでしょうか。
もし、悩んだらすぐに占い師に相談する、というクセがついてしますと、コミュニケーションで試行錯誤する機会が減ってしまう可能性があります。
占い依存症になると、その末路は。
コミュニケーション力を磨くどころか、コミュニケーションでの試行錯誤の機会が減り、結果的に、コミュ力が落ちていってしまう危険性もあります。
占い依存症の末路(4)自分磨きのために時間を使えない

占い依存症というのは、決して占いの頻度だけが関係しているわけではありません。
もし、占い自体は1か月に1度だけだったとしても、毎日毎日、気が付いたら占いのことを考えていたり、占い師から言われたことを思い出していたり、多くの時間を占いのことを考えているなら、それは占い依存症と言えるのではないでしょうか。
そうなると、1日の大半を占いに奪われてしまいます。
その末路はどうなるか?
自分磨きのための時間を作れなくなってしまいます。
占いで相談が多いのが恋愛や男女関係のことですが、好きな人から好かれたい、気になる人に振り向いてもらいたい、そう思って占い師に相談するのに、その結果、自分磨きのための時間を作ることができなくなり、魅力的な自分を作れなくなったら本末転倒です。
自分磨きというのは、本を読む、料理を習う、趣味を広げる、ボランティアに参加する、人の役に立つ情報を発信するなど何でもいいんです。
占いのことばかりに時間を使っている人と、自分磨きのために時間を使っている人がいたら、あなたはどちらに惹かれますか?
占い依存症の末路(5)幸せな人生が遠ざかっていく

幸せとは何でしょうか?
とても漠然としていますが、きっと誰もが、幸せになりたいとは思っているのではないでしょうか。
幸せに定義はありません。
どうすれば幸せになれるかも分かりません。
どんな状況におかれても、本人が幸せだと思ったら幸せです。
どんなに裕福な環境でも、幸せを感じるどころか、鬱になる人はいます。
幸せは手に入れるというより、感じるものですよね。
占い依存症ということは、いつも占い師に相談したり、占いのことを考えているわけです。
ということは、頭の中にはいつも悩みが渦巻いている状態と言えます。
その状態で幸せを感じることは難しいのではないでしょうか。
生きていれば、悩みが完全になくなるということはないと思いますが、大切なのはそれを引きずらないことです。
そして、占いに依存するということは、悩みを引きずっているということです。
占いに依存している限り、幸せな人生が遠ざかっていくと考えられます。
占い依存症「やめたい時の治し方3選」

今回は、占い依存症であり続けた場合の末路でしたが、逆を返せば、依存から抜け出せれば、逆の末路が待っているとも言えます。
占いをやめたらOK、という話ではありません。
むしろ、占いを続けたままでも、依存症から抜け出すことを目指してみてはどうでしょうか。
- 使えるお金も増えて
- 人との関わりも良好になり
- コミュニケーション力も上がり
- 魅力的な自分磨きの時間が増えて
- 幸せを感じることが増える
使えるお金ができれば、自分磨きのために習い事を始めることもできますね。
料理でもいいでしょうし、コミュニケーション力を学ぶこともできます。
コミュニケーション力が上がれば、異性にモテる可能性も高くなりますよね。
幸せを感じる時間が増えれば笑顔が増えるのではないでしょうか。
想像してみましょう。
きっと明るい未来が待っていることでしょう。
では、ここからは具体的に、占い依存症から抜け出し、心地よく占いやスピリチュアルと付き合うための考え方を解説します。
- 占いは「当たる」かどうかより行動の「指針」
- 占い師を探す前に「占い」を知り尽くす
- 占いに頼り過ぎないコミュ力を鍛える
基本的な考え方としては、「占い依存症」ということは、「占いに依りかかりすぎている状況」と言えます。
悩みや迷いがあった時の指針が、ほぼ占いにある、とも言えます。
それを踏まえて、解説します。
占い依存症から抜け出す(1)行動の「指針」

占い依存症ということは、占いの何に頼りすぎているか?
それは「占い師が教えてくれる未来」に頼りすぎていると私は思います。
- 占いに当たるかどうかを求めすぎている
- 占い師の言葉通りの未来が待っていると考える
もし、占いを「当たるかどうか」だけで見ているなら、それを変えてみましょう。
例えば占い師から、
「あなたは今年、良い出会いはないでしょう。出会いがあるのは、来年ですね」
と言われたとします。
もし、その鑑定が「当たる」と思っているなら、今年は良い出会いはないわけです。
それが危険なんです。
占い師の鑑定は、あくまで占いを使った予測です。
ですので、あなたの行動によっては、「今年、素敵な出会いがある」可能性もあるんです。
ところが、「今年は良い出会いはないと言われた。どうしよう。別の占い師にも相談してみよう。」と考えてしまうと、そこから占い依存症になりえるんです。
占いは、あくまで行動の指針と考えてみましょう。
未来を決めるのは占いではなく自分の行動です。
逆も言えます。
どんな良い鑑定が出ても、その通りになるかどうかは、あなたの行動次第です。
もし、次に占い師に相談することがあったら、こう考えてみるんです。
「占い師の先生からの鑑定ではこうなった。では、自分はどう行動すればいいだろう?」
と自分に問うてください。
占い依存症から抜け出す(2)「占い」を知り尽くす

占い依存症の方の中には、「もっと良い占い師はいないだろうか」といつも考えている人もいるようです。
そうなると怖いですよね。
その対策として、もっと占いについて調べつくしてみるのもいいでしょう。
タロット占いと四柱推命の違いは?
と聞かれて、「偶然性の卜術と、生年月日といった不変の情報を使う命術」と答えることが出来るか。
また、「タロット占いは比較的短期間の鑑定を、四柱推命でしたら長期的な運勢を鑑定を」といったこともご存じですか?
もし、こういった基礎的なことを知らないようでしたら、まずは占いのことを、徹底的に調べてみることもおすすめです。
「もっと良い占い師はいないだろうか」と思うということは、今の占い師の言葉だけでは信用できない、安心できないのかもしれません。
それを防ぐために出来ること。
それが、占いについて知り尽くすことです。
あなたは、今、何に悩んでいますか?
恋愛、仕事、人生、家庭、友達、お金。
人によって悩みは違うことでしょう。
では、その悩みに適した占い(占術)は把握していますか?
私のおすすめは、卜術から一つ、命術から一つ、お気に入りの占いを見つけておくことです。
タロット占いと四柱推命。
ルーン占いとマヤ暦占い。
オラクルカードと算命学。
何でもいいんです。
こうやって、絞っていくことが大切です。
そうすると、相談したい占い師も絞られてきます。
占い依存症と言うことは、悩みや迷いや不安が大きい状態です。
それを減らすためには、絞ることが大切なんです。
占い依存症から抜け出す(3)コミュ力を鍛える

最後は、コミュニケーション力を鍛える方法です。
占い師の先生から、「新しい出会いはもうすぐのようですよ。」と言われたとします。
実際に、先生の言う通り、新しい出会いがあり、恋愛に発展しそうな雰囲気になったとしましょう。
占い依存症の方は、そこから新しい相談をはじめがちです。
「新しい出会いがあったのですが、どうすれば、恋愛がうまくいきますか?」
といった相談です。
そこを占いに頼ってしまうと、依存症への道に進んでしまいそうです。
ですので、占い師に相談するのと並行して、自分のコミュニケーション力を鍛えるんです。
方法はネットでも本でも何でもOKです。
自分を変えていきましょう。
人の悩みの多くは、人間関係にあると言われています。
聞き上手に、話し上手に、質問上手に。
そうやってコミュ力おばけの近づいていくことで、本当の願い、例えば、好きな人と付き合いたい、という目標に近づけることでしょう。
占い師は、夢を叶えてくれる存在ではありません。
占い師は、未来のきっかけを教えてくれたり、時にはアドバイスをくれたり、といった存在です。
ぜひ、上手く、占いと付き合っていって下さい。
占い依存症 末路と対策 まとめ

占い依存症、スピリチュアル依存症になると危険です。
そうならずに、上手く、占いやスピリチュアルと付き合う方法を解説しました。
最後に、Q&Aとしてまとめておきますので、参考にして下さい。
占い依存症 末路と対策 Q&A
占い依存しやすいのはどういう人?
私の経験ですが、何か悩みがあって占い師に相談するのはいいのですが、その占い師の言葉が気になって、別の占い師に相談する人は依存症の傾向があると感じます。
例えば、占い結果がバラバラだという理由で、占い師巡りをするタイプの人ですね。
あれこれ考えすぎてしまうタイプの人も危険かもしれません。
占いが当たらない原因はなぜ?占いが外れる理由は?電話占いで外れたけどどういうことだろう?
占いを複数人に相談すると、真逆の鑑定になることも珍しくありませんし、不思議でもありません。
一つの悩みにつき、複数人の占い師に相談することが悪いとは言いませんが、そこで、自分で一つの鑑定結果を採用する癖があればいいのですが、そこで悩みが生まれるようでしたら、依存傾向があると言えるのではないでしょうか。
電話占いで依存に気を付ける方法は?
電話占いは、手軽ですので、一歩間違えると依存しやすい気もします。
やはり、電話占いサイトの選び方には、気を付けたほうがいいでしょうね。
怪しいサイトもありますので、これもきちんと調べたほうがいいでしょう。
安全な電話占いサイトはこちらでまとめています。
依存するように仕向けるような、あくどい占い師はいないと思いたいですが、どうしても、ネットの情報を見ていくと、占い師への不満を持っている人も少なくないようです。
それは、占い師に問題があるのか、占いサイトに問題があるのかは分かりませんが、大切なのは、自分で調べることです。
以上です。
- 占い依存症 末路
- 占い依存症の末路としては、残念ながら悲惨な結果を招きかねません。だからこそ、占いと上手く向き合っていくためにも、まずは、今回書いた内容を理解していただけたらと思います。やめたいならやめるでいいでしょうし、適度に占い師の先生に相談するでもいいと思います。自分の軸を作ることが大切です。
占い依存症克服のための、カウンセリング、コーチングを受け付けています。
詳しくはまたご紹介します。