私は、決して占いすべてを否定するわけではありませんが、特に仕事を辞めるか辞めないかといった、転職については占いを頼らないほうがいいと思っています。
こういう人はぜひ最後まで読んでいって下さい。
- 今仕事を辞めたいと思っている
- 転職するべきかどうかを占いで知りたい
- 今仕事を辞めるとどうなるか不安がある
また、私なりの「仕事を辞めたいと思った人へのアドバイス」も書いてますので、最後まで読んでいって下さいね。
今、仕事を辞めたらを占いに頼らないほうがいい理由

今、仕事を辞めたらを占いに頼らないほうがいい理由
占いというのは、占術を使って導きだされた答えを元に、占い師の言葉が乗っかって鑑定結果となります。
これは、タロット占いであれ、四柱推命であれ、算命学、西洋占星術など、どんな占術でも同じです。
占いというツールを使った時点で「あなはた今、会社を辞めてはいけません」という具体的なアドバイスが出てくるわけではありません。
もっと漠然とした結果しか占いでは分かりません。
だから占い師の方というのは、言葉にする力が求められるんだと思います。
占術を使った後にどう言葉にするかは、ある程度は占い師次第ということです。
なぜそう言えるかというと、私は以前タロット占いをしておりましたが、色々なタロットリーダーの方とお話しをさせていただき感じたのは、カードの読み方は人によってかなり違うということです。
タロット占いではケルト十字という10枚のカードを展開して占う方法がメジャーですが、仮に、10枚目の「最終結果」の位置に「ソード10」が出たとします。
ソード10は、剣がグサグサと人に刺さっている絵が描かれています。
このカードをどう読むかはタロットリーダー次第です。
良いように伝えることも出来ますし、悪いように伝えることもできます。
ここがポイントなんです。
もし、このカードが出たら「ネガティブ」、このカードが出たら「ポジティブ」と決まっていたら分かりやすいのですが、そうではありません。
人によっては、逆位置を読まずにすべて正位置でよむタロット占い師さえいます。
つまり。
その主観の中には、占い師が今まで働いてきた経験、転職してきた経験、人から聞いた転職のメリットやデメリットなどが含まれることでしょう。
その主観を交えたアドバイスをもらうわけですから、ある意味、占い師への人生相談に近いとも言えます。
もし、占い師に転職に関する知識や経験があって、適格なアドバイスをくれるならいいですが、まだ社会経験もほとんどない人に、転職のことを相談しても、その答えをあなたの人生の大事な場面の決断の参考にしていいのでしょうか、ということです。
それであれば、転職についての知識を持っている、キャリアカウンセラーや転職エージェントに相談したほうがいいのではないか、というのが私の考えです。
そういった転職のプロの方への相談も、無料でやっていたりしますので、まずはそちらで相談するほうがいいと思います。
何度もいいますが、占いやスピリチュアルがダメなのではありませんよ。
ただ、仕事を辞めるとか辞めないということに関しては、キャリアコンサルタント、キャリアカウンセラー、転職エージェントといった方に相談したり、もっと言うと、上司や先輩、家族に相談するほうがいいのではないでしょうか。
もし、変な占い師にあたって、「今すぐに仕事をやめると、きっと失敗します」なんて言われたらどうしますか?
影響を受けずにいれますか?
よほど信頼している占い師がいるならいいですが、これからお願いしたこともない占い師を見つけて、転職の相談をするのはリスクが高すぎると私は思うのです。
占い依存になりがちな方も参考にしていただけたらと思います。
「今、仕事を辞めたら?」は占いより、まずは書き出す

「今、仕事を辞めたら?」は占いより、まずは書き出す
仕事を辞めたいと思うことは珍しくないと思います。
これを読んでいただいている方にも、「今ちょうど仕事を辞めたいと思ってる」という人もいると思います。
そして、悩んでいるのであれば、きっと葛藤があると思います。
それは、
- 仕事をすぐに辞めたいという思い
- 仕事を辞めて転職して良い会社に入りたいという期待
- 仕事を辞めて大丈夫かなという不安
- 仕事を辞めたらどう思われるだろうという不安
こういう葛藤です。もっとあるかもしれません。
辞めたい気持ちと、辞めたくない気持ち、辞めにくい気持ちなどがごちゃ混ぜになっている状態とも言えます。
もし、辞めたい気持ちが10で、辞めない気持ちが0なのであれば、きっと悩んでいません。すぐに退職届を出して、会社を辞めていると思います。
迷い、悩み、どうしていいか分からない状態にある時は、やはり葛藤があるはずです。
この葛藤が多ければ多いほど、決断するのが難しくなります。
この状態で占いをしてもらうとどうなるか?
「仕事を辞めたほうがいいと出ています」と占い師から言われたら
⇒でも、今辞めてすぐに仕事が見つかるだろうか?
「仕事を今は辞めないほうがいいですよ」と占い師から言われたら
⇒でも、今の職場でストレスがすごいし、すぐ辞めたいな~
結局、占い師から何を言われても「でも」が出てくるんです。
なぜなら、本人の中に葛藤があるからです。
その葛藤に向き合わない限り、決断力が鈍ってしまいます。
では、どう葛藤と向き合えばいいか。
それは、紙に書き出すことから始めます。
- まずは現状の仕事の悩みについて書き出しましょう
- その悩みがどうなっていれば、あなたの理想に近づけるでしょう
- その理想に近づくために、あなたが出来ることを箇条書きで書き出しましょう
あとは行動するのみです。
ここまでできれば、あとは自力で決断できるのではないでしょうか。
今回は、仕事を辞めるか辞めないかについての葛藤でしたが、他のどんな悩みでも葛藤が潜んでいたりします。
正直なところ、自分の気持ちと向き合うのは、時間もかかるし疲れます。
それでもやってみる価値はあると思います。
占いやスピリチュアルに依存しがちな方にもおすすすめです。
仕事を辞めるか辞めないかという決断は、人生の中でも特に大きな決断だと思います。
悩んでいる状態から、考えている状態に進み、そして行動する。その流れを見つけて下さい。
以上です。
転職の占いをしたいと思った時に読んで下さい
仕事を辞めるかどうか、占い師に鑑定してもらおうか迷っている方は、引き続きこちらも読んでみて下さい。
「占い結果が真逆やバラバラや正反対になる」の記事の中でも書きましたが、占い結果が真逆やバラバラになるのは珍しくありません。
それは、占い師の主観が入るからです。
もし、主観が入らないなら、小学生や中学生が占いをしても、40代、50代、60代以上のベテラン占い師が占っても、似通った鑑定結果になるはずです。
でもそうはならないはずです。
それは占い師自身の人生経験の差とも言えるでしょう。
占い師によって答えが違うからこそ、占いジプシーが生まれやすいのかもしれません。
占い師になる人も色んな人がいて、心理カウンセラーの資格を持っている人もいたりします。
あるいは、コーチやコンサルタントをしてきた人もいます。
そういう人は、自分の経験を元に、じっくり話を聞いてくれたり、アドバイスをしてくれたりすることもあります。
それは占いという部分ではありませんが、そもそも占いって、鑑定とアドバイスの区別ってとても曖昧なんです。
占い師の鑑定は、占術から導き出されたイメージを言葉にする部分と、そこから自分の言葉でアドバイスをする部分が混在しています。
占い&スピリチュアル&ツインレイ&前世【人気な有名人に鑑定】で紹介している占い師の方なんかは、やっぱり実績があることもあって、経験がとにかく豊富です。
その経験を元に、アドバイスもくれるから余計に人気が出るんでしょうね。
何が言いたいかというと、占い師選びってとても大事ですよということです。
今回は、仕事を辞めたい時に占い師に相談するのはおすすめしません、という内容でしたが、本当に信頼できる先生がいるなら相談してみていいと思います。
私が一番恐れているのは、突き放すような鑑定をする占い師です。
ネガティブなことばかりを言う占い師に当たってしまったら、その影響を受けずにはいられないと思うからです。
参考にしていただけたらと思います。
こちらでもコラムを書いていますのでぜひ読んでみて下さい。